都内の住宅地、坂道の途中にある小さな貸し倉庫。全てはそこから始まった。
たった2人で始めたエジック。資金もなければ道具も足りない。知恵を絞ってなんとかする。
スタートはがむしゃらに突っ走る熱い日々。真っ黒に汚れた手で名刺を出して笑われたことも。
「一度修理をすれば、評判になる」私達はそう信じていました。
今では考えられない真夏の工場を閉めきって塗装。猛烈な暑さの中疲れ果てて公園のベンチで寝ることもありました。
思い切って横浜へ引っ越し。工場が2棟、事務所もできました。
やっと大手ディーラーと契約を結びコンスタントに仕事が入るようになり、その後2009年、エジックは現在の本社ビルに移転しました。
小さな町工場が大きなビルになっても変わらない、確かなことがある。
コンピュータ化、自動化が進んでも、傷ついた車を元に戻せるのは、人の力です。
「大切な愛車を直す」という機械に入力できない「思い」があるからこそ、難しい修理ができるのです。
信頼してくれた人のために、汗をかき、手を真っ黒にする。未来の新型車を修理するときも、決して忘れない初心。
エジックは、人と人とのつながりを大切にする企業です。